【初めての転職】内定までの完全ロードマップ! 8つのSTEPを解説

転職活動ってどうやってやるの?

ラッコ

始めての転職はわからないことがいっぱいだよね。
転職の大まかな流れについて解説するね!

☆こんな人のための記事です

・初めて転職活動をしようと思っている人
・転職活動を始めるかどうか、悩んでいる人
・転職活動の具体的な流れが知りたい人

この記事のポイント

・転職活動は8つのステップがある

・転職活動は準備が最も大切

この記事では、これから転職活動を始めようと思っている人や、転職活動の進め方を知りたい人に向けて、転職活動を初めてから内定をもらうまでの流れを8ステップで解説しています

転職があたり前の時代になりつつありますが、実際に転職をしようと思うと、「上手く転職できるかな」とか、 「書類選考や面接に自信ない」 など感じる人も多いですよね

内定をすぐにもらえる人と、もらえない人の差は準備の量にあります

これから転職活動を始めようと思っている人は、まず転職活動の全体像を掴んで準備を整えていきましょう

目次

転職活動の8つのステップ

ラッコ

転職は8つのステップがあるんだよ!

STEP
転職の目的を明確にする
STEP1ですること

・人生の目的地を決める

・転職の軸を決める

STEP
自分の「強み」を把握する
STEP2ですること

・自分のこれまでの経験やスキルを棚卸しして、自分自身に「タグ」付けをする

・ 職務経歴書の作成 する

STEP
転職先の企業を探す
STEP3ですること

・転職エージェントに登録して、担当者にキャリア相談をする

・応募する企業の候補を探す

STEP
興味がある企業について下調べをする
STEP4ですること

・商品やサービスを実際に使ってみる

・有価証券報告書を前半部分に目を通す

STEP
応募する
STEP5ですること

・応募する企業に合わせて職務経歴書・履歴書を作成して応募する

STEP
面接の準備をする
STEP6ですること

・絶対に質問される項目についてしっかり準備する

・受験企業について徹底的に調べる

STEP
面接を受ける
STEP7ですること

・一次面接の面接官を味方につける

・エージェントのフィードバックを活用する

STEP
内定
STEP8ですること

・条件面の交渉をする

・エージェントをフル活用する

STEP1:転職の目的を明確にする

具体的に何から始めたらいいの?

ラッコ

まずは人生の目的を考えるところから始めるといいよ!

人生の目的?転職しただけなのに、テーマが壮大だね。

ラッコ

働く時間は人生の大半を占めるからね。
人生を考えことは、働き方を考えることとほぼイコールだよ。

転職活動を始める前に、どんな仕事だったら幸せを感じるのか、どんな働き方なら幸せなのか、まずはこれがわからないと、 どんな企業に転職したら良いのかわかりません

働く時間は人生の大部分を占めます。1日8時間の労働でも通勤や準備の時間も考えると10時間以上は仕事に費やしています

1日の大半の時間を仕事に使うわけですから、その仕事が「辛い」とか、「自分には合わない」と感じる状態なら豊かな人生とは言えないですよね

どんな仕事や働き方だったら幸せかを考える

まさに、人生の価値観なのです

仕事にどんなやりがいを求めるのか。そもそも、やりがいなんて必要なくて、生活していけるだけの最低限の収入があればいいのか

価値観なので本当に人それぞれで、正解はありません

具体的に転職活動を始める前に、まずは人生の目的地をはっきりさせることから始めましょう

そして、それを頭で考えるだけでなく、文章に書き表してみましょう

人生の目的地・価値観を書き表す

私が転職活動をした時に書き出した、人生の目的と価値観は下記です

ラッコの人生の目的と行動指針

人生の目的: 夢に向かってチャレンジする人の未来に、成功と幸福をもらす

行動指針①:思い立ったら即行動
行動指針②:感謝を伝える
行動指針③:好奇心を持って全てを楽しむ
行動指針④:何事も積極的にチャレンジ
行動指針⑤:他人の長所に光を当てる

綺麗事過ぎて、他人に見られると結構恥ずかしいのですよね(笑)

でも、あなたの人生をあなたに以上に真剣に考える人はいません

誰かに見せる必要はありませんので、まずは一人で部屋にこもって紙に書き出してみてください

明文化することではっきりと人生の目的が明らかになります。そうすると、転職の軸も自然と決まってくるはずです

転職活動を始める前の重要ステップ

・人生の目的地・価値観を書き表す

・自分の幸せについて考えてみる

・転職の軸がはっきりしてくる

人生の目的地の具体的な決め方は下記の記事の解説しています

STEP2: 自分の「強み」を把握する

自分にとっての人生の目的が何となくわかってきたよ!
早速、転職先を探してみるね!

ラッコ

ちょっと待って!
具体的に転職活動を始める前に、自分の強みをタグ付けするんだよ。

人生の目的が決まったら、次に職務経歴書を作成すると同時に自分自身にタグ付けを行います

タグ付けって何?

タグ付けとはインスタグラムやTwitterに投稿する際に使用する#(ハッシュタグ)を付けるのと同じ様に、これまでの経験やスキルを自分自身のタグとして付けることです

タグとは企業が人材を探す際のキーワードであり、タグ付けを意識するとのことで転職市場で 見つけてもらいやすくなります

企業に見つけてもらいやすいように、自分自身にタグ付けをする

例えば、オフィス家具を販売する会社が営業マンを募集する時には、#法人営業、#家具、#建築、#インテリアデザイン、#コミュニケーション能力、といったようなタグ(キーワード)で人材を探すと考えられますす

職務経歴書を作成していると、これまでの実績や経験から得た「強み」が少しずつ見えてくるはずです。この強みをタグと捉えて、職務経歴書の中に入れ込んでいきます

そうするとことで、企業が転職市場で人材を探す際に見つけてもらいやすくなります

企業に応募する前にやっておくこと

・職務経歴書を作成する

・自分自身にタグ付けを行う

STEP3: 転職先の企業を探す

職務経歴書も出来たし、いよいよ転職先を探し始めるよ!

ラッコ

まずは転職エージェントに相談してみるといいよ!

職務経歴書が出来たら、転職エージェントに登録をしてキャリアアドバイザーに相談をしてみましょう

STEP1の段階で転職の軸は明確になっているはずなので、転職を通して実現したいことをはっきりと伝えましょう

この時に希望を曖昧にせずにはっかりと伝えることが大切です

この時に意識して欲しいのが、絶対に譲れないポイントを1つに絞って伝えるということです

絶対に譲れないポイントを1つに絞って転職エージェントに伝える

転職で叶えたい希望はたくさんあると思いますが、最も優先度の高いことを明確にエージェントに伝えることが大切です

転職エージェントは求職者を出来るだけ早く転職させたいのが本音です

その理由は簡単で、転職エージェントは紹介した人材が企業に入社したら、その成功報酬として代金を受け取る仕組みになっているからです

転職に対する希望が曖昧だと、とにかく色々な企業を紹介して、何でもいいからとにかく早く転職してもらおうと、なりがちです

絶対に譲れないポイントを明確に伝えることで、転職エージェントが一次フィルターの役割を果たしてくれて、あなたが興味を持ちそうな精度の高い紹介を受けることが出来ます

転職エージェントに相談する時のポイント

・絶対に譲れないポイントを1つに絞って伝える

STEP4: 興味がある企業について調べる

いい転職先の候補が見つかったよ!
早速、応募してみるね!

ラッコ

応募する前にしっかりと企業について調べてね!

興味がある企業が見つかったら、応募する前にしっかりと企業について調べてみましょう

転職活動は、はっきり言って面接を受ける前の下調べで勝負が決まります

転職活動は面接を受ける前の下調べで勝負が決まる

ここで手を抜くと、「この人はうちの会社のこと何も知らないんだな」とか、「入社したいという気持ちが伝わって来ない」といったようなネガティブな印象を持たれ、能力やスキルがあっても不採用になるかもしれません

企業のホームページを一通り目を通すのはもちろんのこと、可能であれば企業が販売している商品やサービスを実際に利用してみましょう

いくらホームページを読み込んでも、実際に自分で体験してみなとわかないことは多いはずです

また、ユーザー目線で商品やサービスに関する率直な感想を聞けることに価値を感じる企業は多いです

実際に使ってみて良かったと感じた点や、逆に課題だと感じた点をメモしておいて、面接の時に自分の言葉で表現出来るように準備しておきましょう

応募する企業の商品やサービスを実際に使ってみる

また、上場企業であれば有価証券報告書に目を通しておくと良いでしょう

有価証券報告書?そんなの難しくて読めないよ。

ラッコ

大丈夫。事業の状況について書かれて部分だけを読めばいいんだよ!

上場企業がホームページ等で公開している有価証券報告書は、株主に対して事業の内容や経営成績、これからの方針についてわかりやすく説明された資料です

有価証券報告書はホームページで簡単に閲覧可能です。下記の画像はコクヨ株式会社のホームページです

コクヨ株式会社 有価証券報告書

実際のホームページはこちら

有価証券報告書の全てを読む必要はなく、前半部分の 【事業の状況】や【事業等のリスク】について書かれた部分を読むと、企業が力を入れて取り組んでいることや、抱えている課題がよく理解出来ます

有価証券報告書の前半部分を読む

興味がある企業の調べ方

・転職活動は面接を受ける前が勝負

・応募したい企業の商品やサービスを使ってみる

・有価証券報告書の前半部分を読んでみる

STEP5: 応募する

ラッコ

応募する企業について、しっかり調べられたみたいだね!

しっかり調べたおかげで、志望動機も明確になってきたよ!

STEP1~4までの作業がしっかり出来ていれば、ここから先の応募から入社までの流れはスムーズに進むはずです

自分自身の価値観と向き合い、応募する企業についてしっかり調べて理解することが出来れば、志望動機は自然と明確になってくるはずです

あとは、職務経歴書や履歴書を整えて応募するのみです

書類選考の時に意識したいことは、企業に対してどのようなメリットを提示出来るかということです

職務経歴書や履歴書を通して、あなたを採用することのメリットを伝える

職務経歴書や履歴書はこれまでの実績や経験を企業に伝えるツールですが、過去の自慢話しになってはいけません

重要なのは、過去の実績や経験を転職先でどのようなメリットに変換出来るかです

書類を通してあなたを採用することで得られるメリットが伝わってくると、直接会って詳しく聞いてみようよとなるのです

企業に応募する際のポイント

・職務経歴書や履歴書を通して、あなたを採用することのメリットを伝える

・ただの自慢話しにならないように注意する

STEP6: 面接の準備をする

書類選考に通過したよー!

ラッコ

よかったね!次はいよいよ面接だね!

面接を受ける前に注意することはある?

無事に書類選考を通過したらいよいよ面接です。面接に挑む前にしっかりと準備を整えましょう

面接は準備で90%が決まると言っても過言ではありません。しっかりとすることが出来れば、内定はもらったようなものです

面接を受ける前の準備で勝負が決まる

面接では自己紹介や志望動機、転職理由、現職の業務内容などは、ほぼ間違いなく質問されます

これらの質問への回答は、準備が出来ていて当たり前なので、堂々と答えられるようにしっかりと練習しておきましょう

練習方法は実際に声に出して練習をするのが良いでしょう

面接の練習は必ず声に出してする

頭の中で想像しているだけだと、いざ面接官を目の前にした時に緊張して全く言葉が出てことないことがあります

実際に声に出して練習をしておくとことで、スムーズに受け答えが出来るようになります

面接を受ける前に準備するポイント

・ほぼ必ず質問される、自己紹介、志望動機、転職理由、現職の業務内容への回答はしっかり準備する

・面接練習は実際に声に出して練習をする

STEP7: 面接を受ける

いよいよ面接だ~。緊張するよ。

ラッコ

準備がしっかり出来ていれば、心配する必要はないよ!

面接はここまでのSTEP1~6がしっかりと出来ていれば、それほど心配する必要はありません

想定通りの質問に対しては、練習してきたことを淡々と答えれば問題ないです

それ以外の質問に対してもSTEP1やSTEP2で考えた、人生の目的や自分の強みが明確になっていれば、回答に困ることはないはずです

そうは言っても、「想定外の質問をされたらどうしよう」と不安に感じる人もいるでしょう

志望動機や転職理由などの定番の質問以外は、キャリアに関する質問とコミュニケーションに関する質問のどちらかであることが多いです

定番以外の質問は、①キャリアに関する質問か、②コミュニケーションに関する質問が多い

キャリアに関する質問は、これでの経験や実績について詳しく聞かれます。具体的な成果や失敗談を、エピソードを交えて話しが出来ると良いでしょう

キャリアに関する質問は、成果や失敗談をエピソードを交えて話す

コミュニケーションに関する質問は、 例えば 「コミュケーションを取る上で気をつけていることは何ですか?」とか、「好きな食べ物は何ですか?」といったような質問です

これらの質問の意図は、社風に合っているか、今いる社員と上手くやっているかをみるための質問です

特に管理職候補の場合は、コミュケーションに対する考え方がマネジメント方法に大きく影響をするので、企業としては面接時にしっかりと見極めたいポイントです

コミュケーションに関する質問は、社風や現社員と上手くやっていけるか確認するため

コミュケーションに関する質問への答えは、必要以上に自分を着飾る必要はありませんが、面接前に企業についてしっかりと調べていれば、どんなキャラクターの人を求めているか、なんとなく想像が出来るはずです

本当の自分を殺してまで企業が求める人材のフリをするのは辛いですが、内定をもらうために企業受けが良くなるような言い回しを考えておくのは良いでしょう

面接時のポイント

・志望動機や転職理由などの定番の質問に対しては淡々と答える

・定番以外の質問は、キャリアに関する質問 or コミュケーションに関する質問が多い

STEP8:内定

ついに内定をもらったよー!

ラッコ

おめでとう!しっかり準備したかいがあったね!

いざ内定をもらうと、本当に転職して良いのか悩んでしまうよ。

企業から内定通知があったら、給料や労働時間などの労働条件が書かれた「雇用契約書」や「内定通知書」と呼ばれる書類を受け取ります

受け取った資料はしっかりと、隅々まで読み込みましょう

読むべきポイントは求人情報と違っている点はないか、給料や労働時間はもちろんのこと、将来の転勤の可能性や、休日、福利厚生や育休、産休制度など、今すぐに使う予定のない制度も含めてしっかりと理解しておくと良いでしょう

労働条件が書かれた書類を受け取ったら、隅々まで読み込む

もし、希望の条件と合っていない場合は書類にサインをする前に交渉をします

給料や労働条件などの交渉は、慎重に行わないと企業に悪い印象を持たれるリスクもあります

転職エージェントを活用して、自分の希望をしっかりと伝えて納得の出来る条件を引き出しましょう

内定が出た後のポイント

・労働条件が書かれた書類は隅々まで読み込む

・労働条件の交渉は転職エージェントを活用する

まとめ

この記事では、転職活動の大まかな流れを解説しました

転職活動は準備をどれだけしっかり出来るかで勝負が決まります

書類選考の準備は、企業についてしっかりと調べることで、企業が力を入れて取り組んでいることや、課題が見えてくるはずです

それに対して、あなたの経験やスキルをどのようなメリットとして提供できるかを考えて書くと良いでしょう

面接は志望動機や転職理由などの定番の質問に対する答えは、頭の中で考えるのではなく実際に声に出して練習をしましょう

声に出して練習をすることで、本番でも堂々と答えられるようになります

定番以外の質問をされても、恐れる必要はありません

自分自身の人生の目的や転職の軸が決まっていて、企業についてしっかりと調べられていれば答えに困るようなことはないはずです

今は転職が当たり前の時代になりました。私も2回の転職を経験しましたが、転職して心から良かったと思っています

少しでも転職に興味があるのであれば、是非、転職活動を始めてみてください

実際に転職するかどうかは、内定が出て後に考えても遅くはありません

はずは、行動をして理想とする働き方を探してみましょう!

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この記事を書いた人

ラッコです♪大学卒業後、1年間の就職浪人を経て教育系の広告代理店に就職。その後大手家具メーカーに転職して、全国トップクラスの成績を収めました。2度目の転職も経験し、今は専門学校の職員として進路に悩む高校生や社会人の方のキャリア相談に乗っています。また、経営コンサルタントの国家資格である「中小企業診断士」の資格取得に向けて現在勉強中です。キャリア相談だけでなく、独立・創業を夢見る人の支援をすることが目標です。
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