一次試験の合格率はどのくらい? 過去10年分をグラフにしてみた

ラッコ

受験生のみんな!
中小企業診断士試験の一次試験の合格率をまとめてみたよ~!

☆こんな人のための記事です。

こんな人のための記事

・中小企業診断士 一次試験の合格率を知りたい人

・科目毎の科目合格率を知りたい人

・一次試験の傾向について知りたい人

こんにちは。ラッコです!

私は2022年に中小企業診断士(以下:診断士)試験を初めて受験を予定している者(ラッコ)です。

この記事を読んでくれている人も、受験を予定しているや、受験を考えている人だと思います。

そうであれば、受験仲間ですね!

一緒に頑張りましょう!

合格をするためには、まず敵を知る。

ということで、過去10年の合格率をまとめてみました。

そして、ここ近年は少し傾向が変わってきていることがわかってので、受験生の皆さんは是非参考にしてください。

目次

過去10年の一次試験合格率

ラッコ

過去10年の合格率はこんな感じだよ~!

年度受験者数合格者数合格率
202116,0575,83936.4%
202011,7855,00542.5%
201914,6914,44430.2%
201813,7733,23623.5%
201714,3433,10621.7%
201613,6052,40417.7%
201513,1863,42626.0%
201413,8053,20723.2%
201314,2523,09421.7%
201214,9813,51923.5%
平均14,0483,72826.6%
※受験者数とは、欠席した科目がひとつもない者です。
ラッコ

直近の3年間は合格率が30%を超えているみたいだよ!

一次試験の合格率は、2019年から2021年まで3年連続で30%を超えています。

合格者の数も2020年に5,000人を超え、2年連続で過去最高を更新しました。

ポイント

直近3年間の合格率は30%を超えている

過去10年の科目合格の合格率

ラッコ

科目合格の合格率も10年分をまとめてみたよ~!

スクロールできます
科目2021202020192018201720162015201420132012
経済21.1%23.5%25.8%26.4%23.4%29.6%15.5%19.4%2.1%24.8%
財務22.4%10.8%16.3%7.3%25.7%21.6%36.9%6.1%16.6%3.8%
経営34.7%19.4%10.8%7.1%9.0%29.6%16.7%13.4%6.8%12.5%
運営18.5%9.4%22.8%25.8%3.1%11.8%20.5%17.8%10.5%19.4%
法務12.8%12.0%10.1%5.1%8.4%6.3%11.4%10.4%21.1%18.1%
情報10.6%28.7%26.6%22.9%26.6%8.5%6.4%15.0%51.8%25.8%
中小7.1%16.4%5.6%23.0%10.9%12.5%12.2%31.1%16.9%17.4%
※試験合格者を除いた人数に対する割合です。

合格率25%の以上はオレンジ色のマーカー10%未満は黄緑色のマーカーで塗っています。

2019年以降は科目合格の合格率25%以上の科目と、10%未満の科目がそれぞれ1科目ずつになっています。

一方で2018年以前は、合格率25%以上の科目が複数あったり、5%未満の科目もあったりと、難易度のバラつきが大きいことがわかります。

ラッコ

2018年以前は爆弾科目が2科目以上のあったんだね。。。

一次試験の傾向

2019年以降は科目毎の難易度のバラつきが減っている

一次試験は簡単になってきている?

ラッコ

どうして科目毎の合格率が安定してきているんだろう~。

2019年以降、それまでとは明らかに異なって科目毎の難易度が安定してきていますよね。

その理由が気になって、私なりに調べてみました!そしたら、それらしき理由を見つけました!

理由はこれです。

2021年以降、一次試験の合格者には「中小企業診断習得者」科目合格者には「中小企業支援科目合格者」という新しい称号が与えられることになったそうです。

一次試験合格者に与えられる称号

一次試験合格者 ⇒ 中小企業診断習得者

科目合格 ⇒ 中小企業支援科目合格者(科目名)

だから?って思った方、ちょっと待ってください。

ここからは推測になりますが、聞いてください。

科目合格でも称号を与えるということは、その科目においては中小企業を支援するにあたって必要な知識を持っている証明になりなます。

知識を証明するにあたって、毎年試験の難易度が乱高下するようでは称号の価値を担保できないのではないでしょうか。

つまり、試験の難易度を平準化することで、一定以上の知識を証明できる称号になるため、難易度の平準化していると思われます。

難易度が平準化している理由

科目合格の価値を担保するために、難易度が平準化していると考えられる

まとめ

この記事では、一次試験の過去10年の合格率と、科目合格率について詳しくみてきました。

2019年以降は難易度が平準化している傾向にあります。

試験の難易度が平準化するということは、「そんなの知っているわけないじゃ~ん」みたいな、マニアックな問題が減ると考えられます。

これは、これから受験する人にとっては追い風ですね。

重要論論点の確実に理解しておけば、一次試験突破の可能性は高くなりそうです。

ラッコ

受験生のみんな!
一緒に勉強頑張ろうね!

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この記事を書いた人

ラッコです♪大学卒業後、1年間の就職浪人を経て教育系の広告代理店に就職。その後大手家具メーカーに転職して、全国トップクラスの成績を収めました。2度目の転職も経験し、今は専門学校の職員として進路に悩む高校生や社会人の方のキャリア相談に乗っています。また、経営コンサルタントの国家資格である「中小企業診断士」の資格取得に向けて現在勉強中です。キャリア相談だけでなく、独立・創業を夢見る人の支援をすることが目標です。
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